「身体がぽちゃる」「最近ぽちゃってきたんじゃない?」のように使われる「ぽちゃる」という言葉の意味がわかりますか?
主に体型を気にする女性が使うことの多い言葉ですが、「ぽちゃる」の意味や使い方を例文と一緒にわかりやすく説明していきます。
「ぽちゃる」とは?
ぽちゃるという言葉は、食文化が豊かになってきた現代特有の言葉です。食糧難に見舞われる時代ではあまり使われることのなかった言葉ですが、この言葉が生まれてきた背景には、満足に食事を摂ることができるようになったということが考えられます。
では「ぽちゃる」の意味をみていきましょう。
「ぽちゃる」の意味
ぽちゃるとは、体に脂肪が増えて太ったという意味です。ふくよかなという意味の「ぽっちゃり」が動詞化して「ぽちゃる」になり、激太りではなく少し太ったという意味合いがあります。
人間の身体であれば、どこの部位にもで使える言葉なので「顔がぽちゃった」という場合には顔に脂肪がついてきた、「お腹がぽちゃる」というとお腹に脂肪がついてきたという意味になります。
「太る」よりも程度の軽いニュアンスなので、「少し太った」というときにぽちゃると表現されることが多いです。「ぽちゃり」「ぽちゃって」「ぽちゃった」のように活用します。
ぽちゃるの正しい使い方と例文
- 彼氏に「太ったんじゃない?」と言われたので、「太ったというよりはぽちゃったかな」とやんわり言い訳をした。
- ピザの食べ過ぎでぽちゃってきたかも。明日からダイエットでもはじめようかな。
- ぽちゃるって可愛らしい言い方だけど、ようは「太る」を柔らかく表現しているだけなのかもしれない。
ぽちゃるの類義語
「ぽちゃる」の類義語には、体に脂肪がつき太るという意味の「ふくよか」「デブる」「太る」「ふっくらする」「肥える」「ピザる」などがあります。
ぽちゃるの対義語
ぽちゃるの対義語には、「痩せる」「激やせ」「こける」「やせ細る」など体が細くなっていく様子を表す言葉が挙げられます。
その人の基準によって「ぽちゃる」「太る」のどちらを使うのかは変わるため、これといって明確な基準に基づかずに使っている人も大勢います。