ビジネスシーンなどで「コミットが足りない」「コミットが足りなかった」という場合の「コミットが足りない」とはいったいどういう意味なんでしょうか?
「コミットが足りない」の意味や使い方・例文をわかりやすく説明します。
「コミットが足りない」とは?
「コミットが足らなかった」「コミットが足りないから失敗したんだ」というように、コミットが足りないという言葉はビジネスシーンにおいて使われることが多い言葉です。
「コミット+足りない」という2つの言葉が組み合わさってできた言葉ですが、その意味を詳しくみていきましょう。
「コミットが足りない」の意味
コミットが足りないとは、ある物事に対して積極的に参加する姿勢や関わろうする姿勢・行動が足りない、という意味です。
コミットには、関わっていく・参加するという意味があります。ライザップのCMで良く耳にする結果にコミットするとは、結果がでることを約束するという意味がありますが、コミットが足りないという場合には、前者の関わっていく・参加するという意味でコミットが用いられています。
コミットが足りないという表現は、主にビジネスシーンで用いられる言葉ですが、プロジェクトの進捗状況に対して使われたり、仕事に対する姿勢を問われる際にも使われることがあります。
コミットが足りないの正しい使い方と例文
- あのプロジェクトが成功しなかったのは、我々のコミットが足りなかったからだ。もっと先方と話し合える時間があれば結果が違っていたかもしれない。
この場合のコミットが足りないとは、相手方とのやりとりや計画に関与する姿勢や行動が足りなかった、という意味です。
- なぜ君のチームがうまくいかないのだと思う?それは、チーム全員に対する君のコミットが足りないからだよ。
ここでいうコミットが足りないとは、チームメンバーとのコミュニケーション不足を意味しています。
- 最近やる気が出なかったせいで、とある仕事で大きなミスをしてしまった。上司には「コミットが足りないね」と怒られてしまった。
ここでいう「コミットが足りないね」とは、仕事に対して責任を持ち、積極的に取り組む姿勢が足りない、ということです。
人によって意味が微妙に異なりますが、姿勢や行動が足りないという意味で用いられることが多くなっています。
コミットが足りないの類義語
コミットが足りないの類義語には、「努力が足りない」「行動が足りない」「意欲的な姿勢が足りていない」などがあります。
この言葉を使う人本人も意味を正しく理解していないことがあるため、コミットが足りないと言われる側からすれば何を指しているのか理解しにくい、という可能性もあります。使う際には気をつけましょう。