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「逆手にとる」とは?意味や例文・類義語を説明

「逆手にとる」とは?意味や例文・類義語を説明 日常生活で使う言葉
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「この状況を逆手にとる」「〇〇がいないことを逆手にとって」のように使われている「逆手に取る」とは一体どういう意味なのでしょうか?

ドラマやアニメ・日常会話の中でも使うことの多い表現なので、忘れずに覚えておきましょう。

「逆手にとる」の意味や使い方・例文をわかりやすく説明します。

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「逆手に取る」とは

「逆手に取る」は「さかてにとる」または「ぎゃくてにとる」と読み、どちらの読みでも同じような意味として使われることが多いです。

聞いたことがあっても、その意味をなかなか理解していない人もいると思うので、「逆手にとる」の意味をみていきましょう。

「逆手に取る」とは?その意味

逆手に取るとは、悪い状況をあえて利用すること、不利な状況を有利だと認識し直すこと、という意味です。

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「この現状を逆手にとる」という場合には、「現在の不利な状況を逆に利用する」という意味であり、「不利な立場でありながらも機転を利かせることで有利な立場になろうとするようす」を表しています。

簡単に言ってしまえば、有利な方向に逆転しようとするときに使える言葉であり、負けているときや状況が好ましくないときに使うことが多いともいえます。

「逆手に取る」の使い方と例文

  • あの財閥が攻撃をしかけてきたので、うちの会社は大打撃をうけた。だが良く考えろ、この状況を逆手にとって反撃ができるはずだ。

この場合には、相手の財閥が有利な立場であることを逆に利用して、こちら側が有利な立場になろうと計画しているようすを表しています。

  • ライバル会社がうちの商品をパクッた新商品を販売し始めた。だがそれを逆手にとってうちの会社もライバル会社の新商品をパクり、さらに良い商品を開発した。

「相手にパクられたことを利用してパクり返した」という「やられたらやり返す」という様子を表しています。

  • 敵の軍勢に周囲を包囲されたことを逆手に取り、抜け道から奇襲部隊を送り込んだ。

「逆手に取る」の類義語

逆手にとるの類義語としては、「逆転する」「逆に利用する」「利用する」「巧みに使う」など相手の行動をあえて利用していい方向に持ち直すという言葉が当てはまります。

「逆手にとる」という言葉を使うときには、こうした言い換えもを意識してみるといいでしょう。