「あの人と別れることができて清々した」など会話の中で使われることが多い「清々する」という言葉ですが、その意味をしっかりと理解できているでしょうか?
良く使われる表現ですが、その読み方には注意しましょう。
「清々する」の意味や例文を説明していきます。
「清々する」とは
清々するという表現をどこで耳にする機会が多いでしょうか?
「清々する」は「せいせいする」と読みますが、清々する(きよきよする)という読み方は間違いなので使う際には気をつけましょう。
「清々した」「清々する」などは小説やドラマの中でも登場人物の心情を表す言葉として度々登場しますが、なんとなく意味はわかっていてもその正確な意味を答えられるでしょうか?
清々するという言葉の意味をみていきましょう。
「清々する」の意味
清々する(せいせいする)とは、気持ちが晴れて気分がすっきりする、という意味です。心のなかでモヤモヤとしていた感情がキレイに消え去ったときに使われ、同じ言葉を繰り返すことで意味を強調する畳語でもあります。
清々するという言葉は、嫌な気持ちや怒りなどが消える際に使われることが一般的です。
例えば「嫌いな人が辞めてくれたので清々した」などネガティブな表現が文章の前につくことが多いですが、「好きな人に告白できて清々した」などどちらかといえばポジティブな意味で用いられることもあります。
また「胸が清々する」というように、自分でもわからなかった気持ちが整理できたときにも使える表現です。
清々するには、好きな事をしたり好きなものを食べたり、誰かに愚痴ったりなどストレスを解消することが必要ですが、まずは気持ちがモヤモヤすることになったその原因を取り除くことが1番望ましいです。
「清々する」を使った例文
- 長年苦手だった課長が転勤になって清々する。
- 私が3年間片思いしてた、大好きだったサッカー部の先輩に告ったけどフラれちゃった。でもちゃんと気持ちを伝えられて清々してるよ。私なら大丈夫だよ。
- 清々するという意味がようやくわかって清々した。
「清々する」の類義語
清々するという言葉の類義語には、「気持ちがスッキリする」「気分が晴れる」「気持ちの整理がつく」「スカッとする」などが挙げられます。
どちらかといえばネガティブな意味がありますが、心の中に溜め続けるよりはリフレッシュして清々したほうが良いですね。