「キョトンとする」「キョトンとした顔」などで使われる「キョトン」という言葉を聞いたことがあると思いますが、いったいどういった意味なのか正確にわかるでしょうか?
「キョトン」の意味や正しい使い方・例文を説明していきます。
「キョトン」とは
キョトンという表現は、「キョトンとする」「キョトンとした表情で」のように使われることが多く、日常会話や書籍などでも頻繁に使われる言葉です。
ひらがな表記の「きょとん」、カタカナ表記の「キョトン」のどちらでも同義ですが、その意味をみていきましょう。
「キョトン」の意味
「キョトン」とは、突然の出来事に驚いたりして何が起きているのか理解ができず、口や目を開けたままぽかんとしている様子、という意味です。顔の表情を指して使う言葉で、人間だけでなく犬や猫などの表情を表現する際に使われることもあります。
思いもよらない出来事が起こったり、信じられないような出来事が起こった際に、脳内で理解が追い付かず「キョトンとする」ことが多いです。どう反応すればいいのかわからず、キョトンとしたまま数秒が経過するときもあります。
「キョトン」を使った例文
- ドッキリ番組内にて、スキンヘッドで声の高い男性芸人さんが好きな人にフラれてキョトンとしている。
- 水曜日の夜に放送されているバラエティ番組では、芸人さんのキョトンとした顔が頻繁に映し出される。
- 「キョトンとしてください」と言われキョトンとした顔をやってみたが、何故かそれを見た相手の方がキョトンとしていた。
- うちの猫が時折見せてくれるきょとんとした表情にはいつも癒されています。
- パートナーのきょとんとした顔が好きで、いつもサプライズをして楽しんでいる。
「キョトン」の類義語
「キョトン」と同じような意味を持つ類義語には、「ぽかんとする」「呆然とする」「目が点になる」など、どうしていいかわからないさま、という意味の言葉がキョトンとするの仲間として挙げられます。