「キリ番ゲット」「キリ番を踏む」など匿名掲示板でも良く使われていた「キリ番」という言葉ですが、その意味を正しく理解できているでしょうか?
日常の中でも使われる言葉なので覚えておきましょう。
「キリ番」の意味や使い方・例文を説明していきます。
「キリ番」とは
キリ番という言葉は、2chなどの匿名掲示板が全盛期だったころに頻繁に使われていた言葉です。「キリ番ゲット」「キリ番踏んだ」などのように、ある種の幸運な出来事としてユーザーの間では扱われていましたが、SNSが発達した現代ではあまり聞かなくなってしまった言葉です。
その意味をみていきましょう。
「キリ番」の意味
キリ番とは、キリが良い番号という意味です。「11111」「9999」などのゾロ目や「4567」といった連番、「55555」「333」など同じ数字が連続している番号、「1122(いい夫婦)」など語呂が良い数字、「12321」のように逆から読んでも同じ回文数字、「30000」などもキリが良い番号ということでキリ番に含まれます。
ブログやサイトのアクセスカウンターで訪問者数が表示されているサイトで、たとえば自分が「66666人目」の訪問者であった場合には「キリ番を踏んだ」といい、その珍しさから記念にスクリーンショットや記念にコメントの書き込みをする人もいました。
ただ現代では、こうしたカウンターを実装しているサイトは少なくなったため、キリ番を踏むといった言葉が使われることは少なくなっています。
「キリ番」の使い方と例文
- キリ番を踏んだので、「88888の記念パピコ」という書き込みを残した。
- 夢でキリ番を見たので、何かいいことがありそうだと思い投資額を増量した。
- チケットの整理券№が98765というキリ番だったので「良いことありそう」のコメントと一緒にTwitterへ画像を投稿した。
「キリ番」の類義語
キリ番と同じような意味を持つ類義語としては、「連番」「ゾロ目」「回文数字」などがあります。
キリ番を見てしまうとつい「何かいいことがありそう」と感じてしまいますが、乗車券や整理券などでキリ番をゲットしたらホントに良いことがあるかもしれません。記念に残しておくと良いでしょう。