「ハイスペック」とは？意味や使い方・類義語を説明

「ハイスペックな人」「ハイスペックな男性と結婚したい」「ハイスペックなPC」というように人や物に使われる「ハイスペック」という言葉ですが、しっかり理解できているでしょうか。

ネット上や日常生活の中でもしばしば多用されるため、覚えておくといいでしょう。

「ハイスペック」の意味や使い方・例文・類義語をわかりやすく説明していきます。

「ハイスペック」とは？

「ハイスペック」は、最初は「ハイスペックなゲーム用パソコン」「ハイスペックなゲーム機」のように電子機器によく使われる言葉でした。

昔の2ch時代から匿名掲示板で「>>1のスペックは？」「>>1がめっちゃハイスペックでワロタ」のように人に向けても使われてましたが、「ハイスペック」のその意味を見ていきましょう。

「ハイスペック」とは、電子機器に使う場合には高性能という意味であり、人に向けて使われる場合には学歴・年収・能力・容姿などが優れているという意味です。

例えば、「ハイスペックなスマホを買う」という場合には、カメラの画質や反応速度・使い心地が他のスマホと比べても優れているという意味です。家電量販店の店頭でも「ハイスペックPC新登場！」のように宣伝文句として使われることもあります。

電子機器に使われる場合には、従来の商品と比べてもその性能が格段に良いということを指しています。

「ハイスペックな男性」のように人を表すハイスペックは、その人の能力や経歴・年収などが他人よりも格段に高いことを意味しています。

例えば、有名な大学を卒業した高学歴の人であったり、一流企業に勤める高年収の人、身長が高くて容姿が優れている人、弁護士など国家資格を持っている人、仕事が他の人よりも格段にできる人などが「ハイスペック」と呼ばれます。

高年収・イケメン・美人などの条件を結婚相手に求める人もいます。ハイスペックな人を求めすぎると、理想が高すぎるあまり相手が見つからない場合も。

匿名掲示板にて「>>17のスペック教えて」「(17が)俺は早稲田卒でメガバンクに就職した。今はニートだけど」「>>17ハイスペックすぎ」というやりとりを見かけた。

2chや5chなどの掲示板では、相手の学歴や経歴を聞く際に「スペックを教えて」ということがよくあります。そこで高学歴であることを明かすと、「ハイスペックすぎ」というコメントがつくこともあります。

ハイスペックの類義語には「高性能」「高年収」「高学歴」「イケメン」「美人」などがあります。

ハイスペックかどうかは自分が決めるのではなく、あくまでも相手が判断することなので、「俺はハイスペック」のように自称すると嫌味として捉えられることがあるので気をつけましょう。