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「不服」とは?意味や例文・類義語・対義語を説明

「不服」とは?意味や例文・類義語・対義語を説明 日常生活で使う言葉
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「不服申し立て」「まことに不服です」「不服を唱える」のように使われる「不服」という言葉ですが、なんとなくわかってはいてもその意味を正確に理解できているでしょうか?

いろんな場面で使われる表現なので、恥をかかないためにも本記事で覚えておきましょう。

「不服」の意味や例文・類義語・対義語を説明していきます。

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「不服」とは

「不服」は「ふふく」と読みます。

この2語だけで使うのではなく、「不服です」「不服そうな顔」「不服がある」というように「不服」の後に他の言葉を足して使われることが多いです。

「服」という文字が入っていますが、服に関する言葉ではないため、誤解の内容に覚えておきましょう。

「不服」の意味

不服とは、納得がいかずに不満である気持ちやようす、という意味です。他の誰かの意見や指示、決定に不満がある場合に反論する場合は「不服を唱える」と言います。

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不服そうな顔とは

  • 相手が提示してきた条件に不服そうな表情を浮かべる。

「不服そうな顔(表情)」とは、表情が曇っており十分納得のできていない顔、ということです。

人は満足していればその気持ちが表情に出ますが、なにか気に入らない点があると笑顔がなくなり暗い表情になります。

相手の言っていることに心から賛成できないときは「不服そうな顔」になる傾向が高いです。

不服を唱えるとは

不服を唱えるとは、相手が出した意見に対して不平不満を言うことです。

「不服です」というときは?

記者会見などで記者から現在の気持ちについて聞かれたときに「非常に不服です」と説明する人がいます。

だらだらと不満を述べるよりも、一言で不満であるという意志表示ができるため、「納得がいかない」ことを簡潔に説明するときは「不服です」という言葉だけを述べる場合もあります。

不服の使い方と例文

  • 解雇処分を言い渡されたので、弁護士とともに会社へ不服を唱えた。
  • 誤審によって負けたボクサーが判定に対して「不服です」と反論した。
  • 「何か不服なことはないか?」と社長に聞かれたので、社内で改善してほしい部分を1時間以上も話した。
  • 後輩を指導すると、不服そうな表情で帰っていった。

不服の類義語

不服の類義語には、「不平」「不満」「文句」「ぼやき」「クレーム」「反論」など納得がいかないことを相手に伝えるという意味の言葉が挙げられます。

不服の対義語

不服と反対の意味を持つ言葉には、「従順」「従属」「納得」「快諾」「承知」「賛成」など相手に対して同意するような意味の言葉があります。

不服そうな顔をする側・される側どちらも良い気持ちでないことは明らかです。