心が震えるとは?「圧倒的な演技力に心が震える」といったように使われますが、果たしてどういった意味があるのでしょうか。
「心が震える」の意味と使い方・例文をわかりやすく説明していきます。
「心が震える」とは?意味
心が震えるとは、ある出来事を体験して強く感動するさま。また心が動かされるほどの強い思いが生じるようす。心が震えるというのは心が震えてしまうほどまでに、強い感動や思いが生まれたときに使われる表現です。「心震える」という使い方をされることもあります。
強く感動するさまという意味では、「大迫力の演奏に心が震えた」というように目の前の出来事にとても感動しているときに使われます。
心が動かされるほどの強い思いが生じるようすという意味では、「あの人との衝撃的な出会いに心が震えた」というように感動はしないにせよ、何かしらの強い気持ちが胸の中で生まれた、ということを表しています。
心が震えるの使い方と例文
- 大好きな俳優さんの名演技を前にして心が震えた。あのときの感動は絶対に忘れられない。
俳優の演技を目の当たりにして、その演技力に感動していることを表す例文です。
- 心震える衝撃的な出来事があったのは、2006年のあのとき。彼女と出会って以来のことだ。
この場合では、感動ではなく「何かしらの強い思いが芽生えるような」という意味で「心震える」と使われています。
- 心が震えるほど感動したアニメを教えてください!クラナド以外でお願いします。
「心が震える」で感動を表すときもあれば、「心が震えるほど感動した」というように同じ意味を重ねる表現方法もあります。
- 心を震わすような青春映画が今夏公開!この名作を見逃すな!
意味は同じですが「心が震える」が形を変えて「心を震わすような」という表現になることもあり、映画のキャッチコピーとして使われたりもします。
心が震えるの類義語
心が震えるの類義語としては、「感動する」「衝撃を受ける」「魂が揺さぶられる」「心に響く」「胸が熱くなる」などがあります。どちらかといえば感動の意味で使われることが多い言葉なので、覚えておくと良いでしょう。