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「全私が泣いた」とは?意味や使い方を説明します

全私が泣いたとは?意味や使い方を説明 ネット上で使われる言葉
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ネットで見かける「全私が泣いた」という言葉の意味とは?ここでは「全私が泣いた」の意味や正しい使い方・例文をわかりやすく説明していきます。

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「全私が泣いた」とは?

全私が泣いた」とは「全俺が泣いた」から派生した言葉です。前者の主語が「私」であるのに対し後者は「俺」となっているように、「全俺が泣いた」の女性的ニュアンスが強いバージョンの言葉です。

匿名掲示板などのネットでは、以前は男性ユーザーが多かったため男性的であった「全俺が泣いた」が主流でしたが、女性ユーザーで匿名掲示板や2ちゃんねるのまとめサイトを使う人が増加し現代で女性的な「全私」という言葉も派生してきたと考えられます。

「全私が泣いた」の意味

全私が泣いたとは「個人レベルでの喜びや悲しみを、主に女性が表すときに使うネットスラング」という意味です。

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ちょっとした感動や喜びを表すときに使うこともあれば、大きな悲しみを表すときに使われることもあり、喜怒哀楽の「喜」「哀」の感情を表すときに使われることが多いです。基本的には全俺が泣いたと同じニュアンスで、本人が本当に泣いているかどうかは問題ではありません。

自分が体験したことだけでなく、他人の体験した出来事に対する感想としても使われることがあり、【全私が泣いた】というようにタイトルの見出しに用いられることも。

またpixivの検索用タグとして使われることもあり、この場合はいわゆる「腐女子」向けのコンテンツにつけられることが多いです。

日常生活の中では男性が「私」という主語を使うことも多々ありますが、ネットにおいてこの「全私が~」という使い方をする場合には基本的に女性が使っている場合が多いでしょう。

しかし男性ユーザーが意図的に女性ユーザーと偽って「全私が泣いた」とコメントする場合もあり、「全私」が主語であってもその表現を使った者が確実に女性であるとは限りません。

全私が泣いたを使った正しい例文

  • 好きな声優さんの絡みを生で見ることができて全私が泣いた

この場合は歓喜のあまりに泣いた場合です。

  • 好きな人に「タイプじゃない」と言われ全私が泣いた

この場合は悲しみを表します。

  • 【全私が泣いた】体重がまさかの3ケタ台に突入したんだけど

このようなブログのタイトルとして使われることもあります。

全私が泣いたの類義語

「全俺が泣いた」「全米が泣いた」などです。

全私が~というシリーズには「笑った」などもありますが、この表現を使用する女性ユーザーが少ないせいか「全俺が~」と比べるとネット上で見かける頻度は少なめです。

また匿名掲示板の全盛期と比べると、全体的に使用される頻度は減少しています。