「タイムスケジュールに従って仕事を進める」「タイムテーブルをください」のように使われる「タイムスケジュール」「タイムテーブル」という言葉ですが、どちらも似たような意味を持つ言葉なので、どういった違いがあるのか説明できるでしょうか?
「タイムスケジュール」「タイムテーブル」の違いや意味をそれぞれ説明していきます。
「タイムスケジュール」とは?意味
タイムスケジュール(time schedule)とは、予定表のことです。そもそも「スケジュール」には時間という意味も含まれているため「タイム」がつくと意味が重複していますが、現代では「〇時~会議で、△時~商談で…」というような、その個人の予定表という意味で使われています。
タイムスケジュールの使い方と例文
- 社長のタイムスケジュールを確認しておく。
- 今日1日のタイムスケジュールを部下に伝達しておいた。
「タイムテーブル」とは?意味
タイムテーブル(time table)とは、時間割や時刻表のことです。たとえば電車が〇時〇分に発車すると書かれている時刻表や、1時間目は国語~と書かれている学校の授業の時間割などのことです。
テレビ番組表や、音楽イベントなどで〇〇が△時から出演~と書かれているのもタイムテーブルになります。
タイムテーブルの使い方と例文
- 自分の好きなバンドがいつ登場するのかイベントのタイムテーブルを確認する。
- 始発の電車が何時からなのかJR東日本のタイムテーブルを調べた。
- 好きな音楽番組の特番があるので、テレビ番組のタイムテーブルを調べて録画予約をする。
「タイムスケジュール」と「タイムテーブル」の違い
タイムスケジュール | タイムテーブル | |
意味 | 予定表 | 時刻表や時間割 |
例 | 課長の予定表 私の1日のスケジュール | 音楽イベントの時間割 テレビ番組の時間割 バスの時刻表 |
「タイムスケジュール」と「タイムテーブル」の違いは、「予定表」or「時刻表」という違いがあります。時間割もいってみれば予定表なのでややこしいですが、「個人の予定=タイムスケジュール」、「イベントの時間割や交通機関の時刻表など大勢の人が従う=タイムテーブル」とすると理解しやすいと思います。
ですが近年ではどちらも同じ意味として使われることが多く、「個人のスケジュール=タイムテーブル」と言ったり、「イベントの時間割=タイムスケジュール」と混合して使われることも多いため、あまり明確に定義する必要はないのかもしれません。