「最近のベストバイは?」「食品業界2023年のベストバイ特集」といったように使用される「ベストバイ」という言葉ですが、どういった意味があるのかご存じでしょうか?
特に就職活動のESや面接などにおいて「今年のベストバイは?」といった質問がされることも増えてきているようなので、この機会に意味や使い方を明確に覚えておくといいでしょう。
「ベストバイ」の意味や使い方、例文、言い換えや類義語などを説明していきます。
「ベストバイ」の意味
「ベストバイ」とは、英語の「Best Buy」をカタカナ表記したものです。買って良かったもの、購入価格よりも価値が高いもの(コスパが良いもの)、その人にとって買う価値が非常に高いもの、といった意味で使用されています。
雑誌やテレビの特集などで読者に対して商品をおすすめする場合に使用されることが多い言葉です。
就職活動のESや面接において「今年のベストバイは?」「最近のベストバイは?」と質問されることもあるようで、意図としてはその商品を購入した理由や経緯、購入後のメリットやどのような点でおすすめできるのかといったことから応募者の人柄を知るためなどが考えられます。
例えば「今年のベストバイ」として今年15万円で買ったパソコンを挙げる場合、「パソコンを買うことで動画編集やイラスト製作の効率が遥かに上がった」という意味でベストバイにすることもできます。
あるいはたった1000円で購入したイヤホンが予想以上に頑丈で音質も良かった場合のように、「コスパが良い」という意味でベストバイにすることも可能です。
「ベストバイ」の使い方と例文
では「ベストバイ」の使い方と例文を紹介していきます。
- 今年のベストバイは1月に1500万円で購入した中古マンション。最終的に2200万円で売却できた。
- 就職活動のESに「今年のベストバイは?」といった項目があったので、ワイヤレスイヤホンを挙げ、購入した理由や購入して良かった点なども一緒に書いておいた。
- 雑誌内に「自動車のベストバイ特集」という記事があり、買おうか悩んでいた車が1位になっていたので購入することにした。
「ベストバイ」の言い換えや類義語
ベストバイと似たような意味を持つ言葉には「買って良かったもの」「コスパが良いもの」「お買い得品」「マストアイテム」「マストバイ」などがあります。
「マストアイテム」は「買うべきもの」「必須のもの」「買っておきたいもの」といったように他人に強くおすすめする意味合いが強いのに対し、「ベストバイ」は「買って良かったもの」といったように自身が納得しているという意味合いが強いのが特徴です。
日本においては、同じカタカナ表記であるbest by(=賞味期限)よりもBest Buy(=買って良かったもの)の方が使用頻度が多いです。