ツイッターなどSNSにて「しばらく低浮上になります」「最近低浮上気味だわ」のように使われる「低浮上」という言葉ですが、一体どういった意味があるのかご存知でしょうか?
知らない人はぜひ覚えておきましょう。
「低浮上」の意味や読み方・使い方を説明していきます。
「低浮上」とは?読み方
「低浮上」は「ていふじょう」と読みます。
主にツイッターで使われていた言葉ですが、最近ではインスタグラムで使われている光景も目にするようになりました。
「低く浮き上がる」と書くように、SNSにてとある状態を指している言葉なのですが、その意味を見ていきましょう。
「低浮上」の意味
「低浮上(ていふじょう)」とは、ツイッターなどSNSにおいてログイン回数が少なくなったり、投稿が少なくなるなどSNS上の活動が控えめになる、という意味です。タイムラインに投稿が「浮き上がってくる可能性が低くなる」ようすから、「低浮上」という言葉になりました。
通常は個人アカウントでのみ使われる表現ですが、まれに企業などの公式アカウントも使用することがあります。
各SNSにおいて低浮上という場合には微妙に意味が違ってくるため、それぞれ説明していきます。
低浮上になる理由は?
なぜ低浮上になるのかというと、その理由は人によりますが「勉強や仕事が忙しい」「SNS上の付き合いに疲れたのでネットから距離を置きたい」「嫌がらせを受けている」「彼氏彼女に振られた」「体調が悪い」など、現実で何らかの問題が発生していることが多いです。
そのままSNSから引退してしまう人もいますが、通常は戻ってくる人が大多数です。
ツイッターにおける低浮上
Twitterにおける低浮上とは、「ログインする回数が減る」「投稿が減る」「いいね・リツイートが減る」「リプライ(返信)が減る」など複数の意味があります。
仲良くしているユーザーに対して、事前に「しばらく低浮上気味になります」という場合もあれば、プロフィール欄に「低浮上気味です」と記入しておいたり、ユーザー名に「〇〇@低浮上」と書いて知らせることもあります。
インスタグラムにおける低浮上
インスタグラムにおける低浮上では、「投稿の回数が減る」「ストーリーをアップしなくなる」「ログインしなくなる」などが当てはまります。
この場合も、事前に「忙しいのでしばらく低浮上になります」のようにお知らせをしたり、プロフィール欄に表記しておくことが多いです。
LINEにおける低浮上
LINEにおける低浮上とは、「メッセージを読めない・返せない」「スマホを使えない」など連絡がとりにくくなるということです。
スマホを買い替えるため、電源を切っておかなければいけない状態であるため、など理由はそれぞれですが、LINEの場合は「ひとこと」の欄に「低浮上気味です」と記入するのが一般的です。
低浮上の使い方と例文
- 「最近受験勉強が忙しかったので低浮上気味でした!すみません」と久しぶりに投稿をした。
- ツイッターに飽きてしまったので、最近は低浮上気味になっている。
- SNS上の人間関係で疲れてしまったので、しばらく距離を置くために「低浮上になります。」とコメントを残しておいた。
低浮上の類義語は「放置」
低浮上と同じような意味を持つ言葉には「放置」があります。
低浮上の意味が「ログインする頻度が少なくなること」に対して放置は「ログインすらもせずに放っておくこと」という意味になります。
SNSで活動の回数が減る場合には「低浮上」、しばらくログインすらもしなくなる場合には「放置」という言葉を使うのだと覚えておきましょう。