Twitter上でみかける「拡散希望」「#拡散希望」という言葉ですが、その意味を正しく理解して使っているでしょうか?
「拡散希望」の意味と使い方・例文をわかりやすく説明していきます。
「拡散希望」とは?
拡散希望は、「かくさんきぼう」と読みます。
主にツイッターでのみ使われる言葉で、「拡散よろしく」「拡散おねがいします」という文言とともにツイートが投稿されたり、#(ハッシュ)タグをつけて「#拡散希望」のように使用される場合も多いです。
何気なく使っている人や、他の人の投稿に付けられているのを見たことがある人も多いと思いますが、「拡散希望」の正しい意味をみていきましょう。
「拡散希望」の意味
拡散希望とは、Twitterにて、投稿を他人にリツイートしてほしい場合に使われ、不特定多数の人に共有してほしい・広めてほしいという意味で使われる言葉です。「#拡散希望」のタグをつけてツイートするのが一般的です。
事件性の高いものに使われる場合
事件性の高い出来事や災害時などに「その現状を知ってほしい」「協力してほしい」ということで拡散希望のタグが使われることもあります。
たとえば、自分の自転車が盗まれた場合には、「〇〇駅にて最近買ったばかりのロードバイクが盗まれました。許せません。絶対に犯人を捕まえたいです。自転車の特徴は~…」という投稿に「#拡散希望」のタグをつけて投稿すると、犯人逮捕に協力してくれるフォロワーや第3者がその投稿をリツイートして拡散してくれることが多いです。
こうした投稿は何千~何万もリツイートされることが多く、事件の解決につながる例もありました。
「一人でも多くの人に知ってほしいので拡散協力お願いします」「犯人逮捕に向けて拡散おねがいします」という正義感のもとで拡散をする人もいますが、なかには犯人ではないのに人物画像が拡散されてしまうケースもあり、拡散希望・拡散する人にもその事実関係を見極める力が求められます。
冗談や遊び・宣伝として使われる場合
なかには、猫のかわいい画像や自分で書いた画像を広めてほしいということから拡散希望をする人もいます。
また自社商品を世に広めたいときにも「拡散希望です」という文言がつけられることもありますが、事件性の高い投稿と比べるとリツイート数が低い傾向にあります。
拡散希望の正しい使い方と例文
- 先日愛車に無数の傷がつけられていました。犯人逮捕にご協力お願いします。#拡散希望
犯人を見つける際にも有効な手段なので、証拠画像と一緒に#拡散希望のタグをつけると、リツイートしてくれる人も増えます。
- 先日うちの猫がしゃべりました!あまりにも可愛かったのでみんなにも見てほしい!拡散希望です!
このように平和な投稿であっても、広めてほしい場合に拡散希望が使われることもあります。
拡散希望の類義語
拡散希望の類義語は、「支援」「拡散」「共有」「広めてほしい」「共有してほしい」などです。
「拡散希望」と書かれている投稿に対してリツイートし援助することを「支援します」と言ったりもします。
拡散希望と書いてあっても、人物を特定・誹謗中傷するような内容の場合は、拡散してもいいのかどうかを自分で見極めてからするようにしましょう。拡散する側にも責任は伴います。