「調整は万全だ。仕上がってるよ」「(鍛えられた肉体を見て)仕上がってるな」のように表現される「仕上がる」とは一体どういう意味なのでしょうか?
分からない人はぜひその意味を覚えておきましょう。
「仕上がる」の意味や使い方・例文・類義語を説明していきます。
「仕上がる」とは?
「仕上がる」は「しあがる」と読みます。
「服が仕上がる」のようにも使われますが、今回紹介する「仕上がる」はまた別の意味で用いられるため、そちらも覚えておくと良いでしょう。日常会話の中でも多用される表現です。
「仕上がる」の意味をみてきましょう。
「仕上がる」の意味
仕上がる(しあがる)とは、万全の状態になる、という意味です。「スカートが仕上がる」というように何かが完成する・できあがるという意味でも使われます。
近年使われることの多い「仕上がる」には、
- ボクシングの決勝に向けて「身体を仕上げる」
⇒身体を鍛えて最高の状態にもっていく - 入学試験に向けて「体調や気分を仕上げる」
⇒体調やメンタルを万全な状態する - (バッチリオシャレをした人を見て)「仕上がってるな~」
⇒気合入ってるな~という意味
使われるシーンによって多少の違いはあれど、上記のような意味で「仕上がる」という表現が使われています。
「仕上がる」の使い方と例文
- M-1の決勝に向けてネタをバッチリ仕上げたつもりだったのに、本番でミスって優勝を逃してしまった。
- バッチリ化粧をして合コンに来た女性に「キミ仕上げてきたね」と言うと「なんてデリカシーの無い人なの!?」とみんなから批難された。
- 新規オープンに向けてお店の内装を仕上げる。
- この大会のために、何人ものプレイヤーがコンディションを仕上げてきたのだろうか。
「仕上がる」の類義語
「仕上がる」の類義語には、「完成する」「整う」「万全になる」など完璧な状態を指す言葉が挙げられます。
「仕上がる」の対義語
「仕上がる」の対義語には、「壊れる」「損壊する」「調子が狂う」「調子が乱れる」「最悪の状態」などがあります。
最近では「気合が入っている」という意味で「仕上がっている」と表現されることもあるので、この意味も覚えておくといいでしょう。