「ブログガチ勢」「ゲームガチ勢」のように使用される「ガチ勢」という言葉の意味を正しく理解できていますか?
近年ではゲーム以外の分野においても「ガチ勢」という言葉が適用されることが多いため、その意味をしっかりと理解しておきましょう。
「ガチ勢」の意味や使い方・例文・類義語を説明していきます。
「ガチ勢」とは
「ガチ勢」は「がちぜい」と読みます。
本気という意味の「ガチ」に軍団や勢力を表す「勢」がくっついて誕生した、ネット上でのみ使われていた、いわば「ネットスラング」になります。
最初はゲーム界隈において「〇〇(作品名)ガチ勢」という形で使われていた言葉ですが、その意味をみていきましょう。
「ガチ勢」の意味
「ガチ勢」とは、その界隈において、趣味や遊びではなく生活の一部を犠牲にできるほどその物事に熱心に取り組む人たちのこと、という意味です。「ゲームガチ勢」「アニメガチ勢」のようにサブカルにおいて「〇〇ガチ勢」と使われるのが一般的です。
さらにわかりやすくいうと、「オタク」や「プロ」と言い換えることも可能であり、数十万という金銭をゲームにつぎ込んだり、そのためなら寝食をも忘れるほど打ち込めるので、生活のほとんどがそれで埋め尽くされる「廃人」の域にまで到達する人もいます。
ガチ勢の定義とは?
どこからを「ガチ勢」というのか明確な定義はありませんが、プレイ時間の長さ・課金した額などが上位数%に入るようなレベルだと、他のプレイヤーからは「ガチ勢」と評されます。
自己申告ではなく、他人から見て「ガチ勢かどうか」が判断されることが多いので、本人が「私はガチ勢だ」と認識しているかは微妙なところです。
ガチ勢の使い方と例文
- 趣味でゲームをやっていると、「ガチ勢のみ募集。初心者は禁止」というギルドをみかけることがある。
- 毎月10万円以上も課金しているプレイヤーがいるけど、そいつはガチ勢の中でもトップレベルの課金額を誇る。廃課金プレイヤーといっても過言ではない。
- ガチ勢というよりは、趣味の範囲で楽しみたいので自分のペースでプレイしている。
- コミケガチ勢はその日のために1年頑張っているといっても過言ではない。
ガチ勢の類義語・対義語
ガチ勢の類義語には、「廃人」「オタク」「マニア」「プロ」「専門家」などその道に特化した知識を持つ人たちが挙げられます。
ガチ勢の対義語には、「素人」「初心者」「ビギナー」「エンジョイ勢」など歴・経験が浅く趣味の範囲でとどまっている人たちが挙げられます。
ゲームに限らず、「節約」「投資」「筋トレ」など素人と呼べる人がいる界隈ではガチ勢も必ずいるため、この言葉を覚えておくと役に立ちますよ。